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CAREER STORY

CARTA EVOLUTiON AWARD 2024上半期 受賞者座談会-成功の秘訣は「密なコミュニケーション」と「協働力」

「CARTA EVOLUTiON AWARD」は、CARTA HOLDINGS全社で、挑戦した社員、進化を遂げた社員を称える表彰イベント。 「称えあい、笑いあう。最高の共通体験を生み出す場でありたい。」という信念のもと、CARTA HOLDINGSの文化醸成の目的で開催されています。 今年7月に行われたAWARDでも、CARTA MARKETING FIRMから数々の社員が受賞。今回はその中から受賞者4名による座談会をお送りします。躍進する彼らは、何を考え、何を大事に仕事と向き合っているのか?

Interview Member

Interviewer
日向 葵
Interviewee
河村 綾祐
☆マネージャー賞 CARTA MARKETING FIRM 執行役員 最高技術責任者 デジタルマーケティング事業本部 DX推進局長・開発局長 2017年入社 1981年生まれ 東京都出身 - 2005年: 独立系SIerのエンジニアとしてキャリアをスタート - 2013年: フルスタックエンジニアとしてシリコンバレーに拠点を持つインターネット広告のスタートアップの日本支社で従事 - 2015年: アメリカ法人に対しMBO(Management Buy-Out)実施 - 2016年: CARTA HOLDINGS前身のVOYAGE GROUPによる買収 - 2019年: Zucks 取締役CTO就任 - 現在はCARTA MARKETING FIRM執行役員CTO 普段の業務:自社プロダクト群に関わる様々なこと、社としてDXを推進していく部署の長
長谷部 瑞季
☆セールス賞 デジタルマーケティング事業本部 アカウントプランナー 2019年入社 1995年生まれ 東京都出身 経歴: -2018年:GMO TECH株式会社に入社して営業としてのキャリアをスタート -2019年:リファラルで株式会社Zucksに入社し、アフィリエイト事業のWEBチームにてクライアント/メディアどちらも担当 -2022年:CARTA AGEに立ち上げメンバーとして参画 -2023年:経営統合によりCARTA MARKETING FIRMとなり、第二営業局第一アカウント部に所属 普段の業務: Webを中心とした美容・健康食品を扱うクライアント様に対してパフォーマンスをメインとした予算運用を提案。 経営統合の関係もあり、直近では認知施策も含めた統合提案を行う。 趣味:お酒、サウナ、ジム
坂上 大介
☆セールス賞 デジタルマーケティング事業本部 ストラテジックプランナー 2020年新卒入社 1996年生まれ 東京都出身 経歴: -2020年:Zucks アフィリエイト事業本部 アプリチームに配属 -2022年:Zucks ストラテジックプランニング部署の立ち上げに参画 -2023年:CARTA MARKETING FIRM統合に伴い、統合マーケティングコミュニケーション局 プランニング部に異動 普段の業務: 海外ゲームアプリの日本進出時における戦略/企画/メディアを一貫した統合コミュニケーション提案の立案。 趣味:サウナ、フットサル、読書
田村 怜子
☆ネクストジェネレーション賞 デジタルマーケティング事業本部 アカウントプランナー 2023年 新卒入社 2000年生まれアメリカ出身 経歴: - 2023年Zucks 海外事業本部 メディアチームに配属 -10月CARTA MARKETING FIRM統合に伴い、営業にジョブチェンジ - 2023年下期CARTA EVOLUTiON AWARDにて新人賞を受賞 普段の業務: 海外のクライアント様の商品・商材をマーケティングを通して日本で広める仕事 趣味:映画館で映画鑑賞、スポーツ観戦

01.自身の考える今回の受賞理由は?

河村:今回、私は「マネージャー」として受賞しましたが、実際、マネージャーという肩書きに強いこだわりは持っていません。あくまでも、事業推進の手段としてマネジメントを活用してきました。特に注力してきたのは以下の2つのテクノロジー領域です

  1. 事業の武器となるテクノロジー = 自社プロダクト開発
  2. 人々の日常を支えるテクノロジー = デジタルトランスフォーメーション(DX)の推進

「自分たちが進化しなければ、クライアントを進化させることはできない」 というモットーを、愚直に追求してきた結果が受賞に繋がったと考えています。

長谷部:私が評価された理由は以下の点にあると考えています。

  • チーム内で大きな目標を持ち、超過達成できたこと。クライアント様からの指名により案件を受注することもできました。
  • Meta Day for CARTAなど他のアワードも毎回受賞していること。
  • クライアント様とのセミナー登壇経験。

私は、人との関わりが大好きで、負けず嫌いな性格もあって、営業が向いていると感じています。私がのびのびとクライアント様とのコミュニケーションを行っている間に、社内の運用/制作メンバーがしっかりと商品に向き合い効果改善させてくれたおかげで、受賞できました。

坂上:私が受賞した理由として考えられるのは、億単位の提案を複数受注できたことです。営業、デザイナー、広告運用など多岐にわたる人たちの協力によって実現しました。複数のコンペを通じて、チーム全体のアウトプットレベルが上がり、これが受注率の向上に繋がりました。

私たちのチームは質の高いアウトプットを提供するために、仕事の進め方やアウトプットの仕方など、勝っても負けても都度振り返りを行い、次に繋げていました。常に振り返りをし、改善を続けてきたことが、今回の受賞に繋がったのだと感じています。

田村:私の受賞理由としては、以下の2つが大きかったと思います:

  • セールスとしての実績
    上半期に3億円という売上を達成しました。ここには運用やプロダクトの方々のサポート、およびクライアント様の投資意欲の高さが寄与しています。
  • 担当社数と案件数の増加
    4社で11案件を担当。ちょっとした進捗も欠かさず共有し、先方の一言に対しても「先週こんなことをおっしゃっていたので、それに対してこの情報を用意しました」といった形でフォローアップするように心がけていました。コミュニケーションを継続的に繋げることで、1社から複数の案件を任せてもらえる信頼を築くことができました。

これらの成果は、社内の運用チームやメディアの方々との密な連携があってこそ実現したものです。皆さんの協力によりクライアント様との信頼関係が深まり、数字にも反映されました。今回の受賞は私一人の力ではなく、チーム全体の力によるものです。この賞が皆さんへの感謝の証となれば嬉しく思います。

02.仕事をする上で大切にしていることは?

河村:エンジニアは技術だけで物事を解決できると言われることがありますが、実際は運用メンバーや事業推進メンバーなど、多くの人々が関わり業務を遂行しています。そのため、協力して少しずつ成功体験を積み重ねていくことが重要です。信頼を築き、その信頼を基にさらに大きな挑戦を連続的に行っていくことが求められます。

また、会社全体を巻き込むことも重要です。これは経営メンバー、マネージメントメンバー、その他のメンバーが、時に応じて適切にコミュニケーションを取り、一丸となってDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進していくことを意味します。組織全体が一つの方向に進むためには、経営メンバーで話し合われたことを現場にしっかりと伝達し、逆に現場の課題を経営メンバーに持ち込むことで、全体の方向性を統一することが重要です。

長谷部:私は即レス(メールやチャットに即座に返信すること)を心がけています。社内外問わず、新卒の時からの習慣です。また、クライアント様視点で仕事に向き合うことも重要です。クライアント様に「ここまでやってくれる代理店は初めてです」「長谷部さんに頼んでよかった」と言ってもらえるよう努めています。これが私のモチベーションにも繋がっています。
さらに、素直でいることも大切です。良い顔ばかりせず、クライアント様と正直に向き合い、効果が悪い時も隠さず伝えています。それにより、クライアント様の本音を引き出し、一緒に改善策を考え、担当者の方と伴走していくことができます。クライアント様との信頼関係を深め、より良いパートナーシップを築くことを心がけています。

坂上:僕が仕事をするうえで大切にしていることは主に2つあります。
1つ目はストラテジックプランナーとして、1次情報を重視することです。数値による市場構造の把握やKPIの設定も大事ですが、広告の仕事は「人の気持ちを動かす」ことが本質なので、論理だけではなく共感が必要です。そうしないと、誤った仮説を立ててしまうし、机上の空論になってしまう。実際にゲームをプレイしたり、ユーザーからヒアリングしたりするなど、自分自身で体験し、何を打ち出せば、人々は共感し、プレイや課金をしたくなるのかを考えることを大切にしています。

2つ目は、働く上で「正しさ」より「前に進めること」を重視しています。事業において「何が成功するのか」は誰にも確実には分かりません。失敗しても反省し、そこから修正できるかどうかが重要です。「正しさ」を証明するために前に進まないよりも、失敗したときの複数のシナリオを想定しながら前進することを心掛けています。

田村:私は「自ら積極的に話し、相手の意見を聞くこと」を重要視しています。私の仕事はクライアント様、運用メンバー、メディア・プロダクトメンバーなど、全てのステークホルダーの協力なしでは成り立ちません。密なコミュニケーションを取り、全員が足並みを揃え、満足して働ける環境を作ることが重要です。

また、自分から発言するだけでなく、意見を聞くことにも力を入れています。常に変化するニーズに対応するためにも、積極的に話を聞く姿勢が大切だと考えています。

新卒の頃は、話を聞かなければ何も分からない自分がいました。二年目になり情報の蓄積が増えた今でも、仮説を立てて質問することで、自分の理解力を常にブラッシュアップし続けています。

03.最後に。それぞれが見ている今後のビジョンを。

田村:私は入社時にメディアとの向き合いを経験し、現在はクライアント様との向き合いをしています。また、海外メディアの開拓プロジェクトやメディア・運用チームとの連携によるアカウントのグロースプロジェクト、新しいメンバーの採用育成にも携わっています。

現在の目標は、目の前のクライアント様を主軸に、並行しているプロジェクトを実績に繋げることです。より強い組織を目指し、仕事の幅を広げる環境を活用していきたいと思っています。やりたいことに対して寛容にチャレンジさせてくれる環境が、私の目標達成に繋がっています。

坂上:私は事業家として日本社会に貢献することを目指しています。新卒で入社したときからこの気持ちは変わっておらず、この会社に入ったのもこの目標を実現するためです。

現在はストラテジックプランナーとして戦略を考える仕事をしています。事業を立てる上でどのような戦略を立てるべきかを日々考えて仕事をしており、最終的には事業家としてPL(※)の責任を持ちながら、事業と組織を大きくする経験を積み、関わった事業によって日本社会に貢献したいという目標を持っています。
※PL(Profit & Loss Statement):損益計算書。「収益」と「費用」と収益から費用を引いた「純利益」の3要素で構成

河村:私は、役職にとらわれず、「生涯エンジニアで居続けたい」と思っています。「手を動かし続ける」という狭義のエンジニアリングではなく、要件をヒアリングしアーキテクチャ全体を設計し、運用を改善し続けるというフルサイクルでのエンジニアリングを目指し続けます。エンジニアとして、0から1へ新しいものを創り出し新たな価値を提供するだけでなく、これまでの作業やプロセスを効率化することが最大の価値の一つだと考えています。

目の前の目標としては、CARTA MARKETING FIRM、CARTA HOLDINGSのDXをこれからも推進させることです。わたしたちよりもDXを体現している企業は多く存在します。比較的新しい企業である私たちが遅れるわけにはいきません。

長谷部:私は、中長期の目標を立てるよりも、自分で限界を決めず短期的な目標をアップデートし続けたいと考えています。

そのため、目標としては抽象的ですが、仕事もプライベートも全力で取り組むかっこいい女性になることを目指しています。これまでは自分がプレイヤーとしてがむしゃらに数字を追い求めてきましたが、これからは事業部目線での考え方を意識し、女性での役職者ポジションも狙っていきたいです。

CARTA HOLDINGSの中にも憧れる女性が多く、その方々をロールモデルに、全てに全力で取り組む姿勢を持ち続けていたいです。

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