CAREER STORY

企業プロモーションの未来を拓く。唯一無二の企画は、どう生み出されているのか。
Interview Member
森本:普段はどのような業務をしていますか?
相田:プランナー、ディレクターが所属しているIMC局(統合マーケティングコミュニケーション局)に所属し、主にSNSやキャンペーンなどの企画立案・制作・制作会社への依頼・納品を一貫して担当しています。SNSでキャンペーンを拡散させる最適なプランニングをするため、様々なプロモーションを企画しています。
森本:業務のやりがいは何ですか?
相田:プロモーションを一貫して担当する中で、自分の世界観を企画や展開全体に反映させられることが、大きなやりがいです。どの媒体を使うべきかなど判断に迷う場面もありますし、予算やスケジュールなどの制約の中で「ベスト」を見極めるのは非常に難しいですが、その難しさも、やりがいに繋がっています。
森本:プロモーション企画のアイデアを出すときに大切にしていることは何ですか?
相田:トレンドを取り入れることを大切にしています。僕自身、面白いコンテンツが好きなので、TikTokやYouTubeなどのSNSで一般ユーザーが楽しんで投稿している動画やトレンドを、クライアント様の商品やサービスにどう親和性を持たせて提案できるか常に考えています。ユーザーに「これ面白い」「わかるわかる」と共感してもらえるような、プロモーションを通したコミュニケーションを生み出すことを念頭に置いて企画を練っています。一般的によくある手法として、商品を直接訴求したりタレントを使って宣伝したりするなどの方法もありますが、よりユーザーと交流し、共感を生み出すプロモーションこそが受け入れられやすいと考えています。

森本:クライアント様が実施したいプロモーションのイメージが、具体的に決まっている場合はどのような提案をしていますか?
相田:その場合は、今のトレンドやユーザーが好むスタイルと、クライアント様の希望のバランスを見ながら融合させ、最適な形をご提案しています。たとえやりたいことが明確に決まっていらっしゃる際も、「アイデアをどうアウトプットするか」という最も大事な部分は、自信を持ってお力になれると考えています。
森本:プロモーション展開における最も重要な要素は何だと思いますか?
相田:「コンセプト」ですね。 軸がずれてしまうとどんな企画もダメになってしまいます。この商品・サービスはどんな人が使うのか、どんな使われ方をしてほしいのかというバックグラウンドを考え、コンセプトを定めます。ですので、当然クライアント様へのヒアリングは入念に行います。営業メンバーから聞くだけでなく、足りないと感じた部分は、私もミーティングに参加し、理解できるまでしっかりと聞くようにしています。予算や、訴求目的などの基本的なことはもちろん、担当者様だけでなく、会社としての全体イメージをとことんヒアリングしています。
森本:プロモーションの企画は「&Social」チームとも連携して進めていくと聞きました。部署を超えてチームで進める良さはどんなところにありますか?
相田:チームワークの良い点は、自分ひとりでは出てこないアイデアが出てくることです。制作の過程で役割分担もでき、ワークバランスが取れるという意味でも、より良いものを生み出すことに繋がると思います。「&Social」チームには、インフルエンサーのアサイン等で一緒に仕事をすることが多いのですが、その際の注意事項など専門的な視点から情報を出してくれます。リスクを含め、連携することで補完でき、相乗効果を生んでいると感じています。

森本:特別メニュー「CONTENT BOX(コンテンツボックス)」について教えてください。
相田:CONTENT BOX(コンテンツボックス)は、SNS投稿コンテンツの次の一手として「ユニークなコンテンツ」「話題になりやすいコンテンツ」の企画/制作をご支援できるパッケージです。「情報を取得するだけのアカウント」から「見に来たくなるアカウント」に変化させていくことで、企業様のSNSアカウントのブランドイメージを向上させます。
このメニューは、大きく言うと、過去に僕がやってきたことの集大成ですね。
ここで企業名をお伝えすることはできないのですが、例えば、とある企業様のサービス名をダジャレにしてフィギュアを制作したり、新商品についてラップ音楽でノリノリで紹介する動画コンテンツを作って企業様のSNSに投稿したりしました。
繰り返しになりますが、とにかくユーザーに楽しんでもらえる、面白いと思ってもらえることを大切にしています。結果、2,800万以上のリーチ、52万近くのいいね数を獲得した投稿もあります。ユーザーが自発的にアカウントを見に行きたくなるようなコンテンツを作ることは、企業のブランディングにも繋がります。こうした環境を、経験・アイデアの蓄積を元にCARTA MARKETING FIRMチームとして作っていくというメニューです。
森本:このメニューができた経緯を教えてください。
相田:現在、多くの企業がSNSアカウントを運用していますが、毎週投稿を続けているだけでは数値が上がらないこともあります。また、Xがフォロワー獲得広告の提供を終了した中で、エンゲージメントを高めるためにはコンテンツのパワー、つまり質が重要になります。ユーモアのあるコンテンツを展開してきた蓄積を、うまく他の企業様でも展開できればいいなと思ったのがきっかけです。
森本:相田さんが企画して投稿したコンテンツが「バズって」実際に商品化されたこともあるそうですね!
相田:そうなんです!ある企業様からは、有限会社相田企画と呼ばれています(笑)「相田さん自身が面白いと思うものを企画してくれたらいい」と言って下さっており、大変ありがたいです。

森本:最後にクライアント様にメッセージをお願いします。
相田:プロモーションで悩まれている企業様も多いと思いますが、何を面白いと思うのかは人それぞれです。ユーザーがどのようなことを求めているのか、インサイトを検証しながら一緒に取り組んでいきましょう!